Excel/VBAを本格的に始める

初心者的には「なんのこっちゃ」
経験者的には「当たり前」な内容で、Excel/VBAを解説していきます。

本稿では、マクロをどこに書くのか、記述のルール的な部分を解説します。

1.マクロはどこに書くのか

VBE(Visual Basic Editor)に書きます。
起動方法は以下の通りです。
  1. Excel画面上部の[開発]タブから、[Visual Basic]を選択する。
  2. ショートカットを使う。
    1. Winの場合は、Alt + F11
    2. Macの場合は、option + F11
      (MacBookProをご利用の方で、TouchBarタイプの場合は、fn + option + F11)
すると、こんな画面が開きます。
※見にくくて申し訳ないです。


次に、「標準モジュール」を追加することで、記述先の画面を開くことができます。
開く方法は以下の通りです。
  1. メニューの[挿入]から、[標準モジュール]を選択する。
  2. ショートカットを使う。
    WInの場合は、Alt + I + M
    ※MAC版のショートカットは確認できませんでした。
  3. プロジェクト内を右クリックし、[挿入]から、[標準モジュール]を選択する。
これで、記述画面を表示することができました。












2.マクロを書いてみる

  1. 前項で立ち上げた、モジュール内、「sub test」と入力してみます。
  2. そのまま[Enter](USキーボードの場合は、[return])を押下します。

    すると、このように、「()」と、「End Sub」が、くっ付きます。
    これが、一つのマクロです。
ちなみに、一つのマクロを”プロシージャ”と言い、
上記でいう「test」は、このプロシージャの名前、”プロシージャ名”と言います。
※プロシージャとは、複数の処理を一つに纏めたものを言います。

この、SubからEnd Subまでの間に、処理を書いていきます。
以前、
にて、記録したマクロは、以下の通りです。

〜〜ここから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Sub Macro1()

    Range("A1").Select
    Selection.Copy
    Range("B1").Select
    ActiveSheet.Paste

End Sub

〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3.まとめ

実践編というほどではありませんが、まずは、マクロの記述方法を記載してみました。次回からは、実際の処理を記載していければと思います。


それではまた

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