プログラミングを始めようと思った際、
大抵の場合は、「どの言語から始めるべきか」という壁にぶつかると思います。
せっかく習得するのであれば、
その検索結果や、動画で言っている内容というのは、どれも間違いではないかなと思う反面、
「職業プログラマーを目指す方向け」感があるように思えます。
そのスキルを生かした場合の年収や、覚えやすさ/汎用性等を基準としているためです。
ここでは、タイトルの通り、
あくまで、”いち会社員”に焦点をおいて、書いていこうと思います。
そして、その焦点を鑑みると、まず始めに覚えるべき(触れるべき)言語が、VBAなのです。
大抵の場合は、「どの言語から始めるべきか」という壁にぶつかると思います。
せっかく習得するのであれば、
- 副業で使える
- 即戦力になる
- 転職で有利になる
等々、考えながら、
Google等で「プログラミング 最初の言語」なんて検索したり、
Youtubeで、そういったガイド的動画を見たりするのではないでしょうか。
その検索結果や、動画で言っている内容というのは、どれも間違いではないかなと思う反面、
「職業プログラマーを目指す方向け」感があるように思えます。
そのスキルを生かした場合の年収や、覚えやすさ/汎用性等を基準としているためです。
ここでは、タイトルの通り、
あくまで、”いち会社員”に焦点をおいて、書いていこうと思います。
そして、その焦点を鑑みると、まず始めに覚えるべき(触れるべき)言語が、VBAなのです。
- プログラミングを覚えたところで、何に使えるのかわからない
- 今から始めたって、専門家に敵わない気がする
- スクールでしっかり学ぼうと思ったけど、費用を見てブラウザを閉じた
という方は、是非この機会に、Excel/VBAに興味を持って、取り組んでいただけると幸いです。
私自身は、職業プログラマーではありません、スキルも知識も雑魚だと思います。
それでも、独学で色々なプログラミング言語を学び、
実際の業務現場において、いくつもの運用効率化を実現したことがありますので、
プログラミング未体験の方は安心して、有識者の方は肝要に、ご覧いただければと思います。
それでも、独学で色々なプログラミング言語を学び、
実際の業務現場において、いくつもの運用効率化を実現したことがありますので、
プログラミング未体験の方は安心して、有識者の方は肝要に、ご覧いただければと思います。
1.第一つまずきポイント「環境」
何故、Excel/VBAを最初に覚えるべきなのでしょうか。
それは、「環境整備が不要」だからです。
ごく一部を除いて、日本企業であれば、下記を満たすのではないでしょうか。
ごく一部を除いて、日本企業であれば、下記を満たすのではないでしょうか。
- 会社に支給されるPCはWindowsである
- Office系ソフト(Excel/Word/Powerpoint等)は最初から入っている
- 会社の許可無く、ソフトをインストールしてはならない
※許可を取るためには、当然業務に必要で、成果を伴うものである
この観点から鑑みるに、配属段階で、既に環境が整っているのです。
※もちろん、ただ書くだけなら、Windowsのメモ帳やMacテキストエディット等で問題ありません。
実際に記述してみて、実行してみて、即現場運用に導入できるという意味では、Excel/VBAに軍配が上がります。
2.第二つまずきポイント「実用性」
次のポイントですが、”いち会社員”が、プログラミングスキルを身に付けた場合の、実用性について考えてみます。
せっかく時間と労力をかけて習得することです。実用的であって欲しいものです。
目に見えて分かりやすい実用性とは、「業務効率化」です。
他の言語について言うと、習得しても無駄になることはありません。
ただ、”いち会社員”が学び、即戦力にできるスキルかというと、疑問が残ります。
それよりも、日々使用しているExcelでの、集計/精査作業が自動化されるほうが、
よっぽど実用的ではないでしょうか。
3.現場活用こそ上達の近道
「やってみる」ことが何より重要で、必要なものを習得するのが一番早いです。
私の経験談になってしまいますが、
会社員として働き始めて最初の頃、Excelの上達を目標に、
関数の教則本を買ったことがあります。
その本自体は、かなり網羅的に書かれており、今でこそ非常に役に立っているのですが、
購入当初は、使いもしない機能を、1ページ目から実践していくのは非常に苦痛で、
使わないからこそ覚えられませんでした。
その日は理解する、次の日に忘れるの連続で、十数ページ学習した時点で、辞めてしまいました。
Excel/VBAについては、教則本を購入したことはありませんが、
office系ソフト内で完結できることであれば、問題なく作成することができます。
必要な機能を必要な時に学び、実際の業務に生かすことが、上達の近道ということで、
スクールや教則本も”使い方次第”というわけです。
3.まず何から始めればよいのか
「マクロの記録」これをやってください。
なにはなくとも、まずはこれから。
4.マクロの記録手順
- Excelを開くと、画面上部に「開発」というメニューがあります。
その中に、「マクロの記録」があるので、をそれをクリックします。
※「開発」というメニューが無い場合は、Excelの環境設定から、
リボンとツールバーの編集メニューに進み、「開発」にチェックを入れて、保存します。
【Windowsの場合】
[ファイル]タブの[リボンのユーザー設定]を選択し、
[メイン タブ]の下の [開発]にチェックを入れて、保存します。
- マクロを記録する際の、設定を行います。
最初の内は、何も考えずに[OK]をクリックでいいと思います。 - あとは、記録したい作業を実施します。
例えば、A1セルに書いた「あいうえお」という文字をコピーして、
B1セルに貼り付けるとします。
※こんなことやる方いないでしょうけどね。 - 最後に、[記録終了]をクリックします。
5.記録したマクロを実行する
6.記録されたマクロ
本項では、まず導入編ということで、簡単なマクロの記録方法を記載しました。
ちなみに、今回記録したマクロは、以下のような記述になります。
〜〜ここから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
Range("A1").Select
Selection.Copy
Range("B1").Select
ActiveSheet.Paste
End Sub
〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読んでみると、以外と簡単に見えます。
和訳?すると、以下の通りです。
Range("A1").Select
→A1セルを選択する
Selection.Copy
→選択したところをコピーする
Range("B1").Select
→B1セルを選択する
ActiveSheet.Paste
→表示されているシートに貼り付ける
ただ見せられると、よくわからない言語でも、実際の自身の動作だと、よくわかります。
7.まとめ
マクロの記録で色々試すと、壁にぶつかります。
マクロの記録は、いい意味でも悪い意味でも、記録した操作を忠実に再現するので、
要らない動作を記録してしまったり、処理するデータ量が増えた時に対応できなかったりします。
ですが、まずプログラミングを始めるにあたって、
既に環境も整っており、実作業を即効率化してくれるExcel/VBAは、最適と考えています。
是非、試してみてください。
それではまた
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
Range("A1").Select
Selection.Copy
Range("B1").Select
ActiveSheet.Paste
End Sub
〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読んでみると、以外と簡単に見えます。
和訳?すると、以下の通りです。
Range("A1").Select
→A1セルを選択する
Selection.Copy
→選択したところをコピーする
Range("B1").Select
→B1セルを選択する
ActiveSheet.Paste
→表示されているシートに貼り付ける
ただ見せられると、よくわからない言語でも、実際の自身の動作だと、よくわかります。
7.まとめ
マクロの記録で色々試すと、壁にぶつかります。
マクロの記録は、いい意味でも悪い意味でも、記録した操作を忠実に再現するので、
要らない動作を記録してしまったり、処理するデータ量が増えた時に対応できなかったりします。
ですが、まずプログラミングを始めるにあたって、
既に環境も整っており、実作業を即効率化してくれるExcel/VBAは、最適と考えています。
是非、試してみてください。
それではまた
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