侍道外伝 KATANAKAMI

唐突ですが、ゲームレビュー的なこともやっていきたいので、
最近購入して、少々残念だったゲームを紹介します。

冒頭で結論を言うと、ハクスラというジャンルが好きな方は、「買い」だと思います。
侍から始まり、侍道4までプレイして、”待望の侍道シリーズ新作”と思う方、買わないほうが良いです。

1.侍/侍道というゲームの特徴について

まずそもそも、侍道シリーズというものは何なのか、ご存知無い方のために説明いたします。
ゲームの特徴は以下の通りです。

  1. 三勢力
    └大体、街 / 政府や武家 / 士族や荒くれ集団
  2. オープンワールド
    └シームレスではないものの、いくつかのマップを自由に移動可能
  3. マルチエンディング
    └関わる人、主人公の行動によって、いくつかのエンディングが用意されている
時代設定こそ、タイトル毎に異なりますが、まず始めに、主人公がゲームの舞台を訪れます。
そこには、対立する三つの勢力があり、主人公は、そこで出会う登場人物に味方するも、
敵対するも自由で、
その行動によって、物語が分岐していきます。

いずれかの勢力に属するも良し、無干渉を貫くも良し、その世界の中で自由に過ごすことができます。


2.侍道外伝 KATANAKAMIの魅力

侍道外伝 KATANAKAMI(以下”刀神”と記載)の魅力は、なんといっても、和風ハクスラではないでしょうか。
ハクスラは、「ハック&スラッシュ(hack&slash)」の略で、ゲームのメインはとにかく”戦闘行為”です。

意識したことは無かったのですが、無双シリーズも、これにカテゴライズされるそうです。

色々ありますが、私としては、「トルネコの大冒険 不思議なダンジョン」をやっている気分でした。
娘を借金のカタに取られた鍛冶屋のために、夜な夜な辞界と呼ばれる魑魅魍魎渦巻くダンジョンを探索します。
持ち帰ったアイテムや刀で、お金を稼ぎ、借金を返していきます。

和風ハスクラとしては非常に良くできており、中価格帯というのも魅力です。
また、旧来の侍/侍道シリーズファンが、クスりと笑ってしまうようなネタも散りばめられています。

3.どうしても拭えない侍道のイメージ

前項の通り、旧来ファンが、クスりと笑ってしまうような小ネタは多く、嬉しい限りなんですが、
どうしても、旧侍道シリーズをイメージしてしまい、ダンジョンに潜る⇄鍛冶屋で準備するの繰り返しは、
「これは侍道ではない」という気持ちが湧いてきてしまいます。

”外伝”という言葉は付いており、事前の広告でもゲーム内容は明かされていたものの、
「侍道」を冠する以上は…という気持ちがどうしても抑えきれず。

4.まとめ

ご購入をお考えの方、一旦立ち止まってください。

  • ハクスラが好きだ
    →買いだと思います。
  • 侍/侍道の新作!待ちかねていた!
    →残念ながら、侍/侍道ではありません。プレイ動画等をご覧になって、再検討を。

それではまた

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